前準備をしよう

まずは開発環境を整えましょう。

とは言っても、GASはローコードプラットフォームであるためほとんど手間がかかりません。

Googleアカウントでログイン

まずはGoogle アカウントでログインをしましょう。

Google アカウントは一つですが、ログインするところは2つあります。

  • Google Chrome にログイン
  • Google のサービス(G Suite)にログイン

実は「Google のサービス(G Suite)にログイン」のみでGASは利用できるのですが、
Google Chrome へログインしているアカウント と Google のサービス(G Suite)にログインしているアカウント が不一致の場合、
意図しない挙動を起こすことがあります。

必ず Google Chrome へログインしているアカウントGoogle のサービス(G Suite)にログインしているアカウント が一致していることを確認した上でこの先の手順を進めていきましょう。

  1. Google Chrome を起動します。

  2. Google Chrome にログインします。

  3. Google Chrome のURLバーに「google.com」と入力してEnterキーを押します。

  4. Googleホーム画面の右上にある「ログイン」ボタンをクリックします。

  5. Google Chrome にログインします。


スプレッドシートを開く

今回のハンズオンではスプレッドシートからスクリプトエディタを開いてみましょう。

  1. Google ドライブを起動します。

  2. Google ドライブの画面の左上にある「新規」ボタンをクリックします。

  3. 表示されたメニュー内から「Google スプレッドシート」を選択します。


スクリプトエディタを開く

それでは、いよいよ スクリプトエディタ を開きます。

スクリプトエディタ は、GASのスクリプトの編集、実行、デバックなどを行うことができるエディタで、便利な機能が多数搭載されています。

  1. メニューから[拡張機能]>「Apps Script」を選択します。

  2. エディタが表示されればOKです。

プロジェクト名を設定する。

この先の手順を進めるためには、まずプロジェクト名を設定する必要があります。

プロジェクト名は画面左上に表示されていて、デフォルトでは「無題のプロジェクト」となっています。

「プロジェクトってなんだろう?」と疑問に思われるでしょうが、
これから作成するGASファイルをまとめているフォルダのようなイメージになります。
プロジェクト名は自由につけていただいて構わないのですが、
今回のハンズオンではプロジェクト名を「はじめてのGAS」と設定しましょう。

  1. プロジェクト名をクリックする。

  2. プロジェクト名を入力して、「OK」ボタンをクリックする。

  3. プロジェクト名が設定されれば成功です。

これでGASでコーディングするための準備は完了です!

いよいよGASでコーディングをしていきましょう。